・空母 飛鶴（ひかく）
翔鶴級の後を受け、急ぎ建造された空母。
（対連邦戦の始まると予測された神暦２０００年代前半までに完成しない、と判断され、起工中止となった瑞穂級戦艦の３番艦の予算、資材を流用した）
船体は翔鶴級空母のものを流用しているが、海龍の運用実績を受けて、サイドエレベーター、張り出し甲板、カタパルトを追加している。
これにより、左右両舷後部の高角砲のうち２基が廃止となった。代わりに左右両舷の前後端に３０連装１２センチロケット砲を追加している。
なお、サイドエレベーターは左舷前方と後方、さらに右舷後方の計３基。
エレベーターが飛行甲板の外に出た分、飛行甲板の強度向上や搭載機数の増大が行われている。
もっとも、その分排水量も増え、３００００トンに達している。
完成度が高く、争覇戦争中に帝国が建造した全空母のモデルになった。
同型艦、雲鶴（うんかく）