・二式降爆（二式降下爆撃機）
急降下爆撃には適しているものの低速である九八式降爆の速度向上版として要求された機体。
高速化のため、エンジンを小型化出来る液冷式とし、機首を細い流線型に整えた。（空気抵抗低減による高速化を狙った）
また、高速化に加え、搭載量も九八式降爆の２５０キロから５００キロと倍増させた。
高速、大搭載（急降下爆撃機としては）の新型として期待されたが、八空艦で「液冷エンジンの整備が困難」と判定された。
さらに、一式艦戦の爆撃型でも同じ事が出来るようになったため、採用が見送りとなった。
なお、エンジンを空冷式に変更した機体が陸軍で軽爆撃機として運用されるようになった。