落書き、というよちは、現在書きかけのＳＳですが・・・
ま、こんなのを書いています、ということで

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　一方、衛星軌道上でのそんな陰謀など知るよしもないデアリングは、ようや
く核爆発が収まった確認し、行動を再開した。熔けて使い物にならなくなった
アトミックバズーカを切り離し、その場に棄てていく。後は、慣性に従って、
コロニーと同じ軌道に乗って大気圏に突入し、燃え尽きるはずだ。アトミック
バズーカ以外の被害は、特に無かった。まぁ、核攻撃が目的のＭＳなのだから、
当然ではあるけれど。
（さぁて、どうやってここから離れたものかな？）
　被害無しを確認したデアリングはそう思った。核を撃ち終えた今のサイサリ
スに、まともな射撃武器は残されていない。この状態で、護衛無しで混戦域に
突入するのは無謀であった（少なくとも、デアリングには）。
（まぁ、しばらく待つか。迎えが来る手はずだし）
　そう決めると、ほどなくして３機のＭＳがコロニー内部に入ってきた。３機
の敵味方識別信号は緑−つまり味方を示していた。誰であるかもすぐに分かっ
た。先頭の１機が「識別不能」であったからだ。味方の中で機種の特定が出来
ないＭＳと言えば、（何故か）アナハイム・エレクトロニクスが無償提供を申
し出た、ガンダム４号機ガーベラしかいない（あまりに急な提供であったため、
識別に必要なデーターが間に合わなかったのが原因）。しかも、列機の内、
１機は旧ジオン製のガルバルディβだ。こんな混成部隊は、彼の中隊の第２分
隊以外にいない。その推測の正しさを証明するように、ガーベラに乗るヴァネ
ッサの声が飛んで来た。
「デアリングくん、大丈夫？」
「ああ、２号機は頑丈だからね。それよりコロニーは？」
「バッチリ！阻止限界点は１０時間先に延びたよ！」
「そりゃあ、良かった」
　ＧＭカスタムに乗るトリーシャの報告に、デアリングは笑顔を浮べた。コロ
ニーの落下阻止に役立つのであれば、南極条約違反の核を使ったかいがあると
いうものである。
　などと思っていると、メロディのガルバルディβが突然ビームライフルを発
砲した。何事かと思う間もなく、後を追ってきたらしいドラッツェが、ガルバ
ルディβから放たれたビームに頭を撃ち抜かれ、慌てて離脱を図る羽目になっ
た。
「てきがさくさんくるのぉ」
　メロディの報告を待つまでもなく、ザクやらリックドムやらがコロニー内部
に突入してきた。
「長居は無用、か。さっさと引き上げるとしよう」
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それでは、こんなところで。