松です。改造したＧＭスナイパーカスタム（改造パーツ使用）が完成しました。

で、一緒に書いた落書きと共にお届けします。

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　ＧＭスナイパーカスタムが、ア・バオア・クーに降り立った。
　味方に先行してア・バオア・クーにおもむき、味方の『着陸地点』を選び、誘導するためだ。
（悪くないな）
　降り立ったＧＭスナイパーカスタムのパイロットはそう思った。
広さはＭＳ１個中隊が余裕をもって終結できるほどであり、しかも対空砲火はそれほど強くない。
確かに、当面の『着陸地点』としては必要十分な条件を満たした場所と言えた。
「ここにするか・・・」
　パイロットはそう呟くと、ＭＳの左手に持ってきたレーザー発振器を設置して作動させた。
この人の目では見えない波長の光で構成されるレーザー光線で味方を呼び寄せるわけである。
投光器や発光信号などと異なり、敵に察知されるおそれが少ないので、連邦軍では誘導用に多用している装置だ。
だが、今回は運が悪かった。
戦力の空白地帯の存在に気がついたジオン側が、このエリアに斥候を送り込んできたのだ。
その斥候−ＭＳに余裕が無く、もはや老兵というべき旧ザクを派遣していた−と、ＧＭスナイパーカスタムは、地形の都合で意外な近距離で遭遇する羽目になった。
「！？」
　どちらがより驚いたか、それは分からない。
だが、お互いが敵である事は、はっきりと分かった。
即座に、対応すべく行動を起こした。
旧ザクは身体を起こして、手持ちのザクマシンガンを向けた。
ＧＭスナイパーカスタムは左腰に装備した折りたたみ式のハンドビームガンを左手で抜いて、向けた。
発砲が速かったのはＧＭスナイパーカスタムだった。
発射したハンドビームガンの１発目は、引き金を引こうとしていた旧ザクの右手に直撃、これを破壊した。
「な！？」
　旧ザクのパイロットが驚きの声を上げる間に、連射されたハンドビームガンの光条は旧ザクに次々命中し、装甲を撃ち抜き致命的な損害を発生させていく。
そして、その中でもっとも致命的な命中が発生した。
胴体の中央部付近、丁度コックピットがある辺りに光条が直撃し、そのまま装甲を撃ち抜いて中のパイロットを圧倒的なエネルギーで蒸発させたのだった。
パイロットを失った旧ザクは、そのままふらふらとア・バオア・クーの上空へと漂っていく。
既に旧ザクは、動作速度でＧＭの敵ではなくなっていたのだ。

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ちなみに、塗装は緑部分：水性塗料のカーキーグリーン、白部分：水性塗料のＨ３１１、ビームライフル他：ミディアムブルー、間接部：軍艦色２です。

それでは、こんなところで。