松です。ずいぶんと久しぶりに落書きを・・・
　元ネタは「マリア様がみてる」です。
＃なお、「こんなのマリみてじゃない！」という苦情はご遠慮下さい。自覚してますので；
＃大体、まだ全巻読んでいないんです；

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「祐巳さんと離れずにすむ、という方法なら１つあります」
「え？」
　唐突な志摩子の呟きに、一同の視線が集中した。そんな中で、彼女はいつも
通りにおっとりとした口調で続けた。
「祐巳さんの弟さんである祐麒さんと結婚すれば、祐巳さんとは義理の姉妹に
なるわけですから、離れ離れになる心配はありませんよ」
　ピキ・・・
　志摩子の提案に、言った当人と祥子以外の全員が硬直した。
（な、なんてことを・・・）
　そう思いざるおえない。よりにもよって「男嫌い」の祥子に「男との結婚」
を（いくら会話をしても平気な相手とはいえ！）提案したのだから、無理もな
い。だが、もっとすごい反応が祥子本人から返ってきた。
「・・・悪くないアイデアね」
　ぶほっ！！
　真面目な口調でなされた祥子の返答に、ちょうど紅茶を口にしていた令は派
手にむせ返る羽目になった。
「お姉さま、大丈夫！？」
「ああ、うん、まぁ何とか・・・」
　何度か咳き込みながらも、駆け寄ってきた由乃を落ち着けるように応じる。
そんな黄薔薇姉妹の喧騒を視界の片隅で確認しつつ、蓉子は自分の妹をまじま
じと見つめた。
「祥子、念のために確認するけど・・・」
「何ですか？お姉さま」
「祐麒くんって、祐巳ちゃんの弟さんよね？」
「ええ、そうですわ」
「あなた、男嫌いのはずよね？」
「ええ、今でも嫌いですわ」
　あまりにはっきりした答えに、何故とはなしに、蓉子は少し間を置いてから
さらに質問を行った。
「・・・で、男の人である祐麒くんと付き合えるの？」
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　ちなみに、オチはないです(^^;
　原作を読み進めるうちに、この話自体に無理があることに気づいたもので；
　やっぱり、慣れないものを書く物ではないなぁ；と・・・
＃しかも、言葉遣いとか一部変な気がしますし・・・

　それでは、こんなところで。