松です。かれこれ３ヶ月ぶりの落書きです；

今回は、工画堂スタジオのＳＬＧ「ガジェット・とらいある」の落書きです。
最近ハマっているもので；
ついでに、思いついた新ユニットも書いてみたり；

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　渡河用ホバーユニット装備型
　歩兵強化ユニットを改造したＥシリーズ。
　文字通り、渡河のために開発された装備である。
　渡河の方策として、ホバーによる水上移動を採用している。
　ホバーユニットを両足に装備し、増大したエネルギー消費量をまかなうため
に、バッテリーを背中に増設した。
　ちなみに、上記の追加装備以外は通常の歩兵強化ユニットのままである。
　なお、現在実施中のテストでは使用者たるアイゼン、用兵側のミハラ少佐、
どちらの評価も良好である。

「おおー、これはなかなか面白いですねぇ」
「こら、アイゼン。遊んでいるんじゃない。ちゃんと試験をしろ」
「は〜い」
　赤毛のお気楽な雰囲気を漂わせる少女−Ｅシリーズのコアユニットの１人で
ある歩兵系強化ユニット担当のアイゼン−は、フィギュアスケートの選手のよ
うに回転するのを止めると、海面上を移動しつつ与えられた試験項目の実施を
始めた。
「沈降試験・・・設定値クリア。次は・・・バランス試験始めます・・・」
　こんな調子で設定された試験項目を次々とこなした、アイゼンは試験終了を
報告した。
「少佐、全試験完了しました」
「おーし、ご苦労だったな、アイゼン。エネルギー切れになる前に戻ってこい」
「了解しました・・・あっ、少佐！」
「どうしたっ？何かトラブルか？」
「あー、いえいえ、そういうことではなくですね、ちょっと試してみたい事が
　あるんで、同じ装備のコピーをあと２体出してもらえませんか？」
「あ？一体何をする気だ？」
「それはまぁ・・・見てのお楽しみということで」
　この言葉を聞いた瞬間、どちらかと言うと目付きの悪いミハラは、顔をしか
めた。嫌な予感に襲われたのだ。だが、却下したところで隙をついてやらかす
ことは経験上、嫌になるほど知っている。
　かくして、彼はしぶしぶ、しかもなげやりに許可を出した。
「あー、分かった、好きにしろ」
「少佐、ありがとうございますぅ」
　ミハラの内心を知ってか知らずか、暢気な声をあげると、アイゼンは待機中
のコピー達と合流、素早く打ち合せると、行動に移った。
「一体、何をやる気なんだ？」
「さぁ、それは何とも」
　ミハラが誰にともなく呟くとと、隣にいた整備兵が首を傾げた。
　そうしている間にも、ＣＩＣのスクリーンに映し出されたアイゼン達は、
一度散開したかと思うと、再び集まろうとしていた。
「ふっふっふ、いにしえの映像ソフトを見て思いついたこの技、今こそ復活で
　すよ〜」
　何とも嬉しそうに語るアイゼンの様子に、ミハラは嫌な予感がますます強く
なっていった。
　が、アイゼンはそんな事おかまいなしに（見えないのだから、当然だが）最
後の機動に入る。オリジナルのアイゼンを先頭に一列縦隊を組み・・・
「行きますよ！今、復活のジェットストリー・・・」
「踏み台になってしまえぇぇぇっ！！」
　ミハラの怒鳴り声がＣＩＣ内に響き渡った。

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いあ、本編内で、Ｅシリーズがめいめい映像ソフトを見るシーンがあるのですが、
妙に古くさい物を見ているもので(笑)

ちなみに、何を見ていたかというと・・・
・アメリカへの亡命を図るソ連製最新鋭潜水艦の話
・最高速度マッハ５を出せるソ連製のスーパー戦闘機（脳波コントロールあり）がアメリカのスパイに奪われる話
・ザル警備で開発している最新型ロボットがひょっこり潜入してきた美少年集団に盗まれる話
というシロモノ。
なお、このアイゼンに言わせると、「特攻野郎Ａチーム」の見所は
・乗り物の操縦が上手いメンバーをどうやって精神病院から連れ出すかが４割
・飛行機が苦手なモヒカン黒人をいかに飛行機に乗せるかが４割
・ハデな割に誰も死なない戦闘シーンが２割
だそうな。

それでは、こんなところで。