設定 その３
・第八空母艦隊（通称、八空艦）
空母海龍を旗艦にした、空母を主力にした艦隊。
半ば航空機運用の実験を行うための艦隊。艦載用航空機であれば、必ず一度はこの艦隊で試験される。
また、攻撃方法の研究も担当している。
そういった理由からか、艦隊内部の雰囲気は駆逐艦隊とは異なる意味で家族的なものがある。
一部の士官は「この艦隊に慣れると、他の艦隊が窮屈になる」と評されるほどおおらかな雰囲気がある。
このため、意見具申が行いやすい環境でもある（艦隊の目的上、そうでないと困る部分もあるが）。
また、この特異性から、「腕は良いが癖がありすぎる問題児」等の吹き溜まり化している。
一方で若い優秀な士官が、次世代主力機に関わらせようとして送り込まれる場合もある。
開戦前の艦隊司令官は「昼行灯」で知られる鈴木忠広中将。
開戦直前には、完成したばかりの一式艦戦の運用試験を行っていた。
＃ために、開戦時、唯一、一式艦戦を実戦運用している艦隊にもなった。
艦隊編成表（開戦時）
空母海龍（旗艦）
空母海鳳
駆逐艦４隻
飛行隊（隊長 真田少佐）
海龍飛行隊
第１中隊（一式艦戦装備、定数９機。中隊長は飛行隊長が兼務）
第２中隊（一式艦戦装備、定数９機。中隊長、柴田大尉）
第３中隊（一式艦戦装備、８機。中隊長、本多少尉。開戦時点では定数を満たしていない）
第４中隊（予定、編成は完了）
偵察／哨戒中隊（九九式双戦装備、定数３機。および九八式艦雷装備、定数４機）
海鳳飛行隊
第１中隊（零式艦戦装備、定数９機）
第２中隊（零式艦戦装備、定数６機）
第３中隊（九八式艦雷装備、定数９機）