コラム その１に引き続き、個人戦術方針です。
よろしければ、お読み下さい。
ＯＫＥ／装備評価
キャラ寸評
コラム その１
コラム その２
・序文
飛行型ＯＫＥに次いで厄介なＯＫＥである車両型ＯＫＥ。機動性は鈍いものの、搭載量の
大きさから来る装甲の厚さ、総合火力の大きさが生存性と攻撃力を高めている。
さらに、「移動（正確には惰性走行）しながら射撃可能」という点がこのＯＫＥをさらに強化
している（脚型のＯＫＥでは不可能）。
しかも、多少の被弾では停止状態（プログラム実行が不可能な状態）にならないため、
被弾を無視して戦えるという強みもある。
こんな「動く要塞」と言うべき車両型ＯＫＥに対抗する方法を考えてみたい。
・車両型ＯＫＥの特性
ここでは、車両型ＯＫＥの特性をまとめておく。車両型ＯＫＥの特性は序文に示したものだけ
ではないからだ。
１．搭載量が大きい
飛行型は言うに及ばず、二脚、多脚型を大きく引き離し、トップの搭載量を誇る。
このため、他のＯＫＥで陥りがちな「装甲と火力、携行弾薬と移動速度のバランス」を
考えることなく装備をほどこせるという利点がある。
２．移動速度が速い
移動可能なのは前進か後進の２種類だが、その速度はきわめて速い。設計次第だが、飛行型でも
追いつけない場合がある。
３．オプションが豊富
車両型ＯＫＥは全て３つのオプションを装備できるようになっている。これは、回復やミサイル
妨害の点で強みを発揮する。
４．耐久度が大きい
耐久度が並のＯＫＥの倍近くある。これは被弾耐性の面で有利である。（少々の被弾は無視できる）
５．敵弾回避は苦手
２．に関連しての事だが、前後進しか出来ないため、前方／後方からの飛来弾をかわすのは不可能と
言っていい。側面からの飛来弾であれば前進（または後進）すればかわす事が出来るが・・・。
６．多少の被弾では行動が止まらない
ある程度の威力を持った兵器でないと、停止状態になる事はない（後述）。
これは先の被弾しやすいという点を補ってあまりある点である。
７．武器の発射速度が速い
アサルトガン、ビームガンなどを発射するとよく分かるが、発射スピードが恐ろしく速い。
これは、上手くすれば１発当たれば、残りの全てが命中する事を示している。
また、多数の弾を発射しても短い時間で次の行動へ移れることを示している。
・対車両型ＯＫＥ用兵器
車両型ＯＫＥに有効な兵器は、飛行型ＯＫＥと異なる性質を求められる。ここでは、
対車両型ＯＫＥ用の兵器をピックアップしてみる。
アサルトガン
車両型ＯＫＥの行動を止める事が出来る数少ない武器。装備出来ないＯＫＥが少ないので、
対車両型ＯＫＥの主力となるだろう。最大の欠点は、射程が短いこと。近接せねば、当てる事は
難しいだろう。
＊ただし、相手が対徹甲の特殊装甲を追加していた場合は、停止状態にはならない
カノン砲
車両型ＯＫＥの行動を必ず止める事ができる武器。射程も十分にあるので有効な武器だが、
装備可能ＯＫＥが少ないことと、発射速度が遅いこと、弾の重量が大きいこと、命中率の低いこと、
発熱量が大きいことが欠点。２、３発まとめて撃たないと命中させるのは難しい。
地雷
デススフィア
対車両型ＯＫＥ兵器としては最有力のもの。高い誘導能力、大きな破壊力は車両型のみならず、
脚型ＯＫＥにも効果がある。３発も命中させれば、たいていのＯＫＥは破壊出来る。
欠点は、味方のＯＫＥも、踏んだ場合爆発することがあげられる。
カラカラ
こちらも誘導型の地雷。近くで爆発し、散弾を撒き散らす。対車両型への効果は落ちるが、
ホバー型にも効果があるのが特徴。
機雷
ヴァルキリー
対地の地雷／機雷としては、デススフィア以上の効果が期待されるもの。まとめて散布されている
ところに追い込めば、車両型ＯＫＥと言えど瞬間的に破壊される。欠点は、使えるＯＫＥが少ない事
と、携行数が少ないこと。
・戦術例
以上の兵器を使って、車両型ＯＫＥに対抗する戦術を考えてみたい。
１．至近距離で地雷／機雷を散布
近づいた、あるいは近づかれた時に、地雷や機雷を散布する方法。その追尾／攻撃範囲内で散布すれば、
無駄になる可能性や味方が引っかかる可能性を低く出来る。問題は、接近すると車両型の強力な火力で
迎撃される可能性が高いこと。特に、地上型ＯＫＥにとっては自殺行為等しく、飛行型の「爆撃」専用の
戦術かもしれない。
２．カノン砲／アサルトガンで射撃を加える。
要は「ひたすら撃ちまくる」である。が、地上型ＯＫＥでは、やはり強力な火力の前に押しきられる
可能性大である。これも、飛行型ＯＫＥ（あるいは、同じ車両型ＯＫＥ）専用戦術と言える。
・・・これらの点からも分かるように、車両型ＯＫＥに対するには飛行型ＯＫＥが極めて有力である。
しかしながら、大抵の車両型ＯＫＥは大型ミサイルや機雷の装備が可能で、対空能力をそこそこに
備えているのが普通である（つまり、飛行型でも一歩間違えれば返り討ちにあう可能性が大きい）。
結局のところ、「最良の対車両型ＯＫＥ戦術は強力な車両型ＯＫＥをぶつける事」となってしまう
のかもしれない・・・。